2026年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(WBC)」。
ストリーミング配信大手のNetflixは26日、同大会の日本での独占パートナーシップ契約を締結したと発表した。これにより、日本国内でWBC全47試合を独占ライブ配信するとみられる。
野球日本代表「侍ジャパン」は、2023年に開催された前回大会において、大谷翔平らの活躍により3大会ぶりに決勝へ進出。最後はアメリカとの激闘を制し、3回目の優勝を成し遂げた。
大会を通じてテレビの地上波で放送されたことで、大きな盛り上がりを見せたが、アメリカのNetflixが独占契約を結んだことで今大会の地上波放送は困難になってしまったようだ。
近年、スポーツコンテンツにも力を入れているNetflix。実はサッカーにおいても強力なコンテンツを手にしている。
Netflixと国際サッカー連盟(FIFA)は2024年12月、FIFA女子ワールドカップの2027年大会と2031年大会に関して、アメリカでの独占放映について合意に達したと発表した。
アメリカ国内で女子サッカー、特にアメリカ女子代表チームは一つのアイコン的存在となっており、国内最高峰リーグのNWSLは1試合平均11,235人(※2024シーズン)の動員を誇る。
そうした高い人気を受けて、NetflixはFIFA女子ワールドカップの今後2大会のアメリカでの独占放映権を獲得。試合の中継だけでなく、両大会に向けた独占的なドキュメンタリーシリーズも制作し、世界のトッププレーヤーたち、その歩み、そして女子サッカーの世界的な発展にスポットライトを当てる予定となっている。
今、「最も高い給料を受け取っている女子サッカー選手」TOP5
このように、Netflixなど新たなプレーヤーの参入により、これまで以上に熾烈となっているスポーツの放映権獲得。WBCと同じ2026年に北米で開催されるFIFAワールドカップの放映権の行方も注目される。
【Qolyインタビュー】ヴィッセル神戸退団時「もう自分は終わってもいい」と引退も考えたMF中坂勇哉…FC BASARA HYOGOで歩む新たな道