オランダ1部NECナイメーヘンでプレーする小川航基、佐野航大、塩貝健人。

現在、小川と佐野は日本代表、塩貝はU-22日本代表の一員として、国際舞台を戦っている。

20歳の塩貝は、昨夏に慶應義塾大学ソッカー部からNECに加入した快速フォワード。

欧州挑戦1年目の昨シーズンは5ゴールを記録するなどブレイクした。

『VI』によれば、ベルギー1部アンデルレヒトがこの夏の移籍期限最終日に塩貝らの獲得を狙っていたという。

ベルギーの名門アンデルレヒトは、この夏に塩貝と同じU-22日本代表である20歳FW後藤啓介をシント=トロイデンにレンタル放出したほか、移籍期限最終日にはデンマーク人FWカスパー・ドルベアをアヤックスに売却した。

そのため、ドルベアの代役となる塩貝らアタッカーを獲得しようとしたものの、実現には至らなかったとのこと。

塩貝は今年6月にオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクへの移籍が破談。クラブ側は「メディカルチェックで負傷が判明した」ためと説明していたが、塩貝本人はそれを否定している。

「慶應義塾高校出身のサッカー選手」4人

「移籍は理解できない理由で頓挫した。今は彼らよりも強いクラブに移籍したいと思っている。今シーズンが終わったら、僕と契約しなかったことに対するリベンジを果たしたい。NECと日本でメディカルチェックを受けたが、その時は何も問題はなかった」と明かしている。

【Qolyインタビュー】「いつか恩返しを」大宮トップチーム昇格後にアメリカの大学へ…マーシャル大MF種田陽が見据える未来とは