日本代表で背番号10を背負う堂安律。

27歳のレフティは、6日のメキシコ戦で81分プレーすると、9日のアメリカ戦を前に代表から早期離脱した。

日本サッカー協会は早期離脱の理由を所属するフランクフルトの事情と説明。現地ドイツでは、堂安本人が強豪レヴァークーゼンとの対戦のために早期離脱を希望したと伝えられている。

そうしたなか、12日にレヴァークーゼン対フランクフルト戦が行われ、堂安は先発フル出場。ただ、フランクフルトは、後半に2人の退場者を出した相手にボール保持率61%を記録しながら、1-3で敗れた。

クラブ公式によれば、堂安は試合後にこう話していたそう。

「後半は適切に対応できたが、最後の20分間は慌ただしすぎた。もっと冷静にプレーすべきだった。

僕らは若いチームであり、それ自体に問題はない。全員がポジティブなエネルギーを持っているため、何が良く何が悪いのかを判断するのは難しい。基本的にはよりコントロールされたプレーと慎重な判断ができたはず。

次の試合ではよりよい結果を出したい。結果に関わらず、自分はこのクラブとフランクフルトの街でとても歓迎してもらっているし、チームの目指すサッカーのスタイルも気に入っている。

次の試合は全く状況が異なる、相手もコンペティションも違う、そして何よりホームでの試合。しっかり回復し、準備するつもりだ」

一方、フランクフルトのディーノ・トップメラー監督は「レヴァークーゼンは移行期にあるが、過去2年間ドイツサッカー界を席巻してきた。トップチームと対戦するなら、最高のパフォーマンスが求めれるが、それを発揮できなかった」とコメント。

また、DFロビン・コッホは「創造性が足りなかった。ボールを失ってフリーキックやPKにつながり、そこから失点につながった。後半は少しよくなったが、全体的にボールの扱いが不十分だった。そこを改善する必要がある」と述べていた。

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フランクフルトは、18日にUEFAチャンピオンズリーグでガラタサライと対戦する。

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