日本企業DMMが保有するベルギー1部リーグのシント=トロイデン(STVV)。
今シーズンは、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7選手が所属している。
開幕6試合から4勝2分と好調だったが、14日の第7節ウェステルロー戦に0-3で敗れ、初黒星を喫した。
前半39分に坂本一彩のアシストから先制点を奪われると、後半5分には谷口が献上したPKでさらに失点。
34歳の谷口は、スライディングタックルしにいった足を引いたものの、フォロースルーで相手を倒してしまい、VARも主審のPK判定を支持。
GK小久保はPKのコースを読んだものの、シュートをセーブしきれずに無念の失点となった。
現地紙『Sporza』は「後半開始から数分後、谷口がペナルティエリア内で致命的なファウルを犯した。0-2になったSTVVのチャンスはさらに減少し、勝点3獲得の可能性はなくなった」と指摘していた。
試合後にワウター・ヴランケン監督は「あまりに簡単にゴールを与えてしまった」、DFロベルト・ヤンヴァンウェセマールも「あまりにも多くの個人的ミスが自分たちを破滅させた」と嘆いていた。
シント=トロイデンは、21日にクルブ・ブルッヘと対戦する。