GKミオ・バックハウスこと長田澪とDF菅原由勢が所属するドイツ1部ブレーメン。

14日に行われたブンデスリーガ第3節で町野修斗擁するボルシアMGと対戦した。

ブレーメン菅原由勢とボルシア町野修斗

ホームのボルシアは、ボール保持率でもシュート数でも相手を上回ったものの、ゴール期待値と枠内シュート数では下回ることに。

効率性で上回ったブレーメンが、開始15分で先制すると、4-0の勝利を収めた。ここまで1分2敗と勝ちがなかったが、これで初白星を確保している。

日本人の母とドイツ人の父を持つ長田は、メンヘングラードバッハ生まれで、故郷に凱旋した形。

試合後には「シーズン初勝利を挙げることができて、とても嬉しい。誇りに思う。もし今日の自分たちの姿勢が正しいものではなかったなら、試合は全く違う方向に進んでいただろう。デュエルでは非常に力強く、最終的には当然といえる勝利だった」と喜んでいた。

現地紙『Weser-Kurier』は、ブレーメンの初勝利に貢献した長田と菅原にこのような評価を与えていた(5点満点で点数の低いほうが高評価)。

「長田、3点。故郷での試合序盤にビルドアップでのミスで痛い目に遭わなかったのはラッキーだった。ただ、24分には印象的なセーブを披露。それでも、ハイボールには自信が欠けるようなシーンもあった。それ以外は見せ場なし」

「菅原、2.5点。守備ではほぼチャンスを許さなかったし、味方の得点を演出するなど攻撃面でも賢い貢献を続けた。後半には2度の決定機があったが、得点ならず。この日本人は全体的にとても冷静なパフォーマンスを見せた」

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ブレーメンは20日の次節で鈴木唯人が所属するフライブルクと対戦する。一方、1分3敗とまだ勝利がないボルシアは、21日にレヴァークーゼンと戦う。

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