今季サガン鳥栖からFC東京に期限付き移籍しているブラジル人FWマルセロ・ヒアン。

最近は母国ブラジルやメキシコのクラブからの関心が報じられ、移籍の可能性も取りざたされている。

そうした中、ブラジルメディア『globo』は16日にマルセロのインタビュー記事を掲載。15日に行われた東京ヴェルディとのダービーマッチでヒアンが決勝点をアシストしたことについて触れた。

FC東京のストライカーは「この結果にとても満足しています」と、チームの勝利を喜び、「素晴らしい国である日本で活躍することを願っています。家族もすでに(日本での生活に)適応していますし、ここで生活できてとても幸せです」と、日本での生活に充実感を示した。

現在23歳のヒアンは2022年に横浜FCに入団してJリーグデビューを飾った。

昨季は鳥栖へ移籍し、J2降格となったチームの中でリーグ戦14得点を挙げて孤軍奮闘した。

今季はFC東京へ期限付き移籍。リーグ戦25試合で7得点を記録する活躍で、14位に低迷するチームを牽引している。

同メディアは、Jリーグで活躍するストライカーには、依然としてブラジルの名門サンパウロFCや、ティグレスを筆頭にメキシコの複数クラブが獲得に興味を示しているという。

移籍の可能性を尋ねられたヒアンは「素晴らしい(他の)クラブからの関心に満足していますが、現時点ではFC東京でのプレーに集中しています。チームの目標達成を目指しています。年末には私と家族にとって何が最善かを決めます」と語った。

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今季終了後の残留は明言しなかったヒアンだが、日本での生活やプレーに満足していることから、来季も日本でプレーを続ける可能性はある。

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