世界的スター軍団のレアル・マドリーは、20日に行われたスペイン1部リーグ第5節エスパニョール戦に2-0で勝利した。

エースであるフランス代表FWキリアン・エムバペは、後半2分にチーム2点目を奪取。エムバペは、今季6試合で7ゴールと量産体制にある。

この試合でレアルは、新たな4-4-2システムを採用。

エムバペとゴンサロ・ガルシアが2トップを組み、フランコ・マスタントゥオーノを右ウィング、ヴィニシウス・ジュニオールを左ウィングに配置した。ボール保持率72.3%と相手を押し込み、時に4-2-4のような形にもなった。

『Marca』や『AS』によれば、レアルのシャビ・アロンソ監督は、エムバペの新ポジションと守備的タスクについてこう説明していたそう。

「今日の彼はプレーメーカーとして、これまでとは全く異なる役割を担った。

ウルコ(エスパニョールのアンカー)に寄せる責任について話し合った。(相手GK)マルコ・ドミトロヴィッチのロングボールに対しては、その優位性が重要だった。

キリアンはサッカーを非常によく理解している。今日の彼はセカンドストライカーというこれまでと異なるポジションで非常によくやってくれた」

エムバペは相手のポゼッション時にはウルコのマークを担当し、守備のためにかなり低い位置まで下がるシーンもあった。

「コンバートされたポジションで『達人』となった10選手」

その役割を全うしたと指揮官は評価していたようだ。

【Qolyインタビュー】リハビリ中に告げられたジェフユナイテッド千葉退団、FW佐久間太一がVONDS市原FCから目指すJFL参入「フクアリで対戦したい」