この夏にドイツ1部ボルシアMGからオランダ屈指の名門であるアヤックスに移籍した日本代表DF板倉滉。

28歳のディフェンダーには、1050万ユーロ(約18.2億円)ほどの移籍金が支払われたとされている。

その板倉は、21日に行われたエールディヴィジ第6節で昨季王者のPSVと対戦した。

アウェイに乗り込んだアヤックスは開始7分で先制されるも、前半のうちに同点に追いつく。さらに、終盤に勝ち越されるも、終了2分前に同点弾を叩き込み、2-2の引き分けにもちこんだ。

この日のアヤックスはボール保持率39%、被シュート数16本と相手に押し込まれる展開だった。

そのなかで、現地紙『VP』は、移籍後初のフル出場になった板倉に7点の評価を与えている。

「板倉はPSV戦でアヤックスのベストプレイヤーの一人であることをあらためて証明した。

大金で獲得したこの補強選手は、極めてソリッドであり、ビルドアップにおける付加価値も証明済み。PSV戦ではミスが皆無だった」

一方、『Ajax Showtime』は「アヤックスのジョニー・ハイティンハ監督は、経験豊富な板倉の試合序盤の低調ぶりを責めず。担当記者から指摘されるも、指揮官は個人のせいにすることを拒否した」と伝えていた。現地での評価は分かれているようだ。

「横浜出身だけど川崎」「川崎出身なのに横浜」なサッカー選手5選

アヤックスは27日にホームでのNACブレダ戦を戦う。

【Qolyインタビュー】リハビリ中に告げられたジェフユナイテッド千葉退団、FW佐久間太一がVONDS市原FCから目指すJFL参入「フクアリで対戦したい」