サッカー界最高の個人賞であるバロンドール。

現地22日にパリで2025年度のバロンドール授与式が行われ、各種受賞者はこのようになった。

・男子バロンドール

ウスマヌ・デンベレ(PSG)

・女子バロンドール

アイタナ・ボンマティ(バルセロナ女子)

・男子年間最優秀監督賞

ルイス・エンリケ(PSG)

・女子年間最優秀監督賞

サリナ・ウィーグマン(イングランド女子代表)

・コパ・トロフィー(21歳以下対象の若手版バロンドール)

ラミン・ヤマル(バルセロナ)

・女子コパ・トロフィー(21歳以下対象の若手版バロンドール)

ヴィッキー・ロペス(バルセロナ女子)

・ヤシン賞(最優秀GK)

ジャンルイージ・ドンナルンマ(PSG⇒マンチェスター・シティ)

・女子ヤシン賞(最優秀GK)

ハンナ・ハンプトン(チェルシー女子)

・ゲルト・ミュラー賞(最優秀FW)

ヴィクトル・ギョケレシュ(スポルティングCP⇒アーセナル)
エヴァ・パヨル(バルセロナ女子)

・ソクラテス賞(社会的:慈善的プロジェクトへの貢献度)

シャナ財団 ※2019年に9歳で骨肉腫のため亡くなったルイス・エンリケ監督の娘シャナの名前を冠した財団で、深刻な病気に苦しむ子どもたちを支援している

・男子クラブオブザイヤー

PSG

・女子クラブオブザイヤー

アーセナル

悲願のUEFAチャンピオンズリーグ初優勝を遂げたPSGを牽引したデンベレが初のバロンドールを受賞。彼は感極まりながらこのように語っていた。

「いま自分は特別なことを経験をしている。PSGでのこの1年は信じられないほど素晴らしいものだった。

少しストレスを感じているし、楽なことではない…(プレゼンターとして登場した)ロナウジーニョがこのタイトルを授けてくれたことは本当に素晴らしいこと。

2023年に自分を迎えてくれたPSG、会長、チームのみんな、そしてクラブ全体に感謝する。彼らは素晴らしいファミリーであり、ナセル会長は父親のような存在。スタッフも素晴らしかった。

ルイス・エンリケも父親のような存在だった。チームメイトのみんな、ありがとう。この個人トロフィーはこのチームが勝ち取ったものだ」

フランス人のバロンドール受賞は史上6人目。28歳になったデンベレは、これまで問題視されてきた精神面の課題を克服し、プレー面でも大きく飛躍した。

「選考で論争があったバロンドール」10名

『L'Équipe』は「デンベレは、ルイス・エンリケ監督の下でセンターフォワードとして生まれ変わり、プレッシャー、技術、そして精神的リーダーシップにおいて目覚ましい成長を見せた。長年成長を阻んできた決定力も、ついに開花した」と讃えていた。

【Qolyインタビュー】リハビリ中に告げられたジェフユナイテッド千葉退団、FW佐久間太一がVONDS市原FCから目指すJFL参入「フクアリで対戦したい」