福田翔生と内野航太郎が所属するデンマークの名門ブレンビー。

この夏に日本代表MF鈴木唯人をフライブルクに売却すると、入れ替わるようにして日本人FW2人をチームに引き入れた。

福田はJ1湘南ベルマーレから加入した24歳のアタッカー。

名門の東福岡高校から当時JFLのFC今治に加入すると、J3だったY.S.C.C.横浜でゴールを量産して、J1に引き抜かれた苦労人でもある。

『Tipsbladet』によれば、今月9日にブレンビーに着任したスティーヴ・クーパー新監督は、福田に期待しているようだ。

名門リヴァプールのユースでも指導経験がある45歳の指揮官は、福田についてこう話していたそう。

「彼の人柄、野心、そしてボールを扱うスキルは大好き。彼は本当に何かを成し遂げたいと思っている。

さらに、彼は非常に優れたプレッシングプレイヤーでもある。それはいいことであり、また重要なことでもある。彼は違いを生み出すだろうし、複数の攻撃的ポジションをこなせる。

いい状態にあるし、試合ごとに着実に成長していくことが彼の仕事だ。しかし、本当に素晴らしい態度を見せているし、我々はその過程をサポートしていきたい」

福田のプレッシング能力も評価しているようで、実際、彼は新監督のもとでレギュラーとして起用されるようになっている。

ただ、福田も21歳の内野もまだ英語を完全に理解しているわけではないために、重要なメッセージを理解しているかの確認が毎週行われるなど特別な配慮がされているそう。

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クーパー監督は「彼らはグッドガイ。彼らがいい変化をもたらしてくれることを期待したい」と日本人コンビへの期待を口にしている。

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