来年2026年には世界最強の代表国を決める4年に一度の祭典であるW杯が開催される。
日本代表は世界最速で今大会の予選を突破し、8大会連続出場を決めた。
そうしたなか、『Amazon Prime Video Sport』のInstagramは、世界の各大陸ごとのベストイレブンを選出。
アジア・オセアニア圏の合同チームは、4-4-2システムで、この11人が選ばれていた。
GK:鈴木彩艶(日本)
DF:サウード・アブドゥルハミド(サウジアラビア)、キム・ミンジェ(韓国)、ハリー・スーター(オーストラリア)、伊藤洋輝(日本)
MF:三笘薫(日本)、鎌田大地(日本)、遠藤航(日本)、ソン・フンミン(韓国)
FW:クリス・ウッド(ニュージーランド)、メフディ・タレミ(イラン)
日本から最多の5人、韓国から2人、その他、サウジ、オーストラリア、ニュージーランド、イランから1人ずつという選出。
そうしたなか、韓国紙『SPOTV』は、こう反応していた。
「ありえない!イ・ガンインさえいない韓国は日本に2-5で大敗。アジアベストイレブンにソン・フンミンとキム・ミンジェのみ…日本の支配が続く。
アジアサッカーの覇権は日本に移りつつあるという評価が出ている。『アジアの虎』を自負してきた韓国サッカーだが、今回の結果は国際的な評価で日本に後れを取っていることを裏付けている。
韓国はソンとキムの2人で体面を保ったが、イ・ガンインが不在。最近までアジアで最高の選手を論じれば、この3名は自然と挙がっていただけに、この結果は違和感を覚える。
一方、日本は5人もの選手を輩出し、欧州組の実力を見せつけた。アジアの勢力図における日本の圧倒的優位性をあらためて証明した。
もちろん、反論もある。伊藤は怪我で長期離脱しており、遠藤はリヴァプールで先発の座を失って久しい。鎌田もクリスタル・パレスの先発を確約されているわけではない。このリストは単に現在の実力を反映したものではなく、過去の印象やクラブの評判に大きく影響されるものだ。
とはいえ、日本が多くの選手を抱えていることは否定できない。ワールドクラスの選手が2、3人しかいない韓国が争うのは難しいのが事実だ。
日本は着実に欧州組を増やしつつ、選手基盤を強固にし、国際的な評価においても優位に立っている。
これは最近の日韓戦の傾向とも合致する。韓国は初めて日韓戦で3連敗を喫し、プライドは粉々に砕かれた。
韓国サッカーが日本相手に乗り越えなければならない壁は、ますます険しくなっているのが現実だ」
UEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たしたPSGに所属するイ・ガンインが選ばれていないことを指摘している。
そのうえで、日本との格差があるのは事実ともとらえているようだ。日本代表は今年7月に行われた東アジアE-1選手権で韓国に1-0で勝利し、初の日韓戦3連勝を成し遂げた。
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