在籍期間中に5度のプレミアリーグ優勝に加え、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップの優勝など、マンチェスター・ユナイテッドでありとあらゆる栄冠を手にしてきた元イングランド代表FWウェイン・ルーニー。

しかしながら、現在のユナイテッドは14位に沈んでおり、お世辞にも強豪クラブと言えるような状況ではない。そうした状況に心を痛めるルーニーが、BBCの取材に対し心中を明かした。

その中で、現在ユナイテッドのユースチームに所属する15歳と12歳の息子たちについても言及。

「私は20年以上クラブに関わってきました。私たちが目にしている光景は心を痛めます。マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグで優勝するのを見たのは、私の長男だけだ。うちの子たちはマンチェスター・ユナイテッドが成功しているということがどういうことなのかを知らない。それを子供たちに見せたいんだ。」

「あのサッカークラブの文化は消え去った。私はそれを毎日見ている。職員が職を失い、職場を去る人々も見ています。私にはユナイテッドのアカデミーに通う2人の子供がいますが、これが彼らの活動に影響を与えないことを心から願っています。私が見ているのはマンチェスター・ユナイテッドではない」として、かつて自分が黄金期を築いたクラブへの悲痛な気持ち、そして息子たちへの悪影響について語った。

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インタビュー内でルーニーは、ポール・スコールズやロイ・キーンといったかつてのレジェンドたちの存在がチームを勇気づけるとも言及している。黄金期を作り上げたレジェンドたちの力を借り、ユナイテッドはチームを再建することができるだろうか。

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