日本代表GK鈴木彩艶が所属するイタリア1部パルマとキットサプライヤーのPumaは9月19日、今シーズンの第4(フォース)ユニフォームを発表した。

カラーリングに90年代を思い出させるこのユニフォームは、既にセリエAでデビューを飾っている。

Parma 2025-26 Puma Fourth

パルマ 2025-26 Puma フォース ユニフォーム

今季のフォースユニフォームは、ネイビーを基調にイエローとブルーをアシンメトリー(左右非対称)に配色。洗練されたエレガントなデザインという印象を与えるが、色の組み合わせには少し懐かしさを覚える。

パルマの今季のユニフォームは、ホームとサードにホワイト、アウェイにイエローとブルーのボーダーを採用しているため、今作のネイビーはフォースとはいえ「第3の色」となる。

背面の首元に“Famiglia Gialloblu”をレタリングする。チームの愛称“Gialloblu”(ジャッロブルー/黄と青)は、地元パルマの旗・紋章の色でありクラブカラー。チームやサポーターはファミリーだと強調する言葉だ。

また、アイデンティティであるイエローとブルーをネイビーに合わせる今作は、どことなく90年代末期のユニフォームを想起させる。

Championがサプライヤーだった1998-99シーズンと1999-2000シーズンのサードユニフォームで、チームは今作と同じようにネイビー/イエロー/ブルーを使用していた。画像の1999-2000モデルはブラックを基調としているようにも見えるが、実際にはネイビー基調だ。

この時期のパルマは、セリエAでは常に上位争いを演じ、国内外でカップ・タイトルを獲得。とりわけ98-99シーズンのUEFAカップ制覇はクラブの歴史上に燦然と輝いている。

今作のカラーに、そんな栄光の時代を思い出すファンも多いことだろう。

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このユニフォームは、発表から2日後の9月21日に敵地で行われたセリエA第4節クレモネーゼ戦でデビュー。鈴木彩艶も出場したこの一戦は、0-0の引き分けで終えている。

ネイビーカラーのフォースユニフォームは、パルマの公式オンラインストアにて販売中。

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