熱戦が繰り広げられているFIFA U-20ワールドカップ。
船越優蔵率いるU-20日本代表は、現地時間9月30日、グループステージ第2節で開催国チリと対戦し、2-0の勝利を収めた。
スタジアムには4万人超の大観衆が詰めかけ、“完全アウェイ”の難しい試合となった日本。しかし、初戦のエジプト戦に続き齋藤俊輔が獲得したPKをキャプテン市原吏音が決めて先制すると、終盤には途中出場の横山夢樹が値千金のミドル弾を叩き込んだ。
守っても市原や守護神のピサノアレクサンドレ幸冬堀尾を中心に、2試合連続のクリーンシートを達成。2連勝で早くもラウンド16進出を決めている。
2年前の前回大会、グループステージ敗退に終わった日本にとっては最初の壁を乗り越えた格好。しかも2試合でグループステージ突破を決めたことで、最終節のニュージーランド戦では選手の入れ替えがしやすくなった。
ただし、グループ1位抜けならラウンド16は他グループの3位との対戦になる一方、仮にグループ2位に終わってしまった場合は、グループCの2位と対戦することに…。
実はグループCは、スペイン、ブラジル、メキシコ、モロッコが同居した史上最強クラスの「死のグループ」。日本としては何としてもグループ1位を死守したいところだ。
相手のニュージーランドは地元チリとの初戦で劇的敗戦を喫したものの、続くエジプト戦では2-1の逆転勝利を収め1勝1敗。チーム戦術に優れた好チームであり、日本としてはここ2試合と同様、局面でしっかり上回っていくことが重要になる。
今大会初戦から首都サンティアゴで試合を行ってきた日本だが、最終節のニュージーランド戦は同時キックオフのため、バルパライソのエスタディオ・エリアス・フィゲロア・ブランデールで開催。
試合は、日本時間10月4日(土)8:00から行われる。気になる放送予定は以下の通り。
テレビ放送
J SPORTS 3
解説:名良橋晃
実況:原大悟
ネット配信
J SPORTSオンデマンド
今大会の日本での放映権はJ SPORTSが取得。日本代表全試合を生中継、グループリーグ含む全試合をLIVE配信にてお届けするとのことだ。
J SPORTSオンデマンドは、サッカー・フットサルの番組が見放題の「サッカー・フットサルパック」が月額1,450円(税込)となっており、25歳以下の方は「U25割」により月額725円で楽しむことができる。
ユース年代の知識が豊富で、熱量も高い名良橋晃&原大悟の解説実況コンビが再び歓喜に沸く試合となることを期待したい。
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