今月行われるインターナショナルマッチウィークにおいて、日本代表チームは10日にパラグアイ代表、14日にブラジル代表と親善試合を行う予定となっている。

先日ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、この試合に臨むメンバー26名を発表。

前回の招集と比較すると、ラフィーニャ、アリソン、マルキーニョス、ジョアン・ペドロ、カイオ・ジョルジ、アンドレイ、アレクサンドロ・リベイロ、アレックス・サンドロらが外れ、10名もの選手が加わった。

その内訳は、エデルソン、カルロス・アウグスト、エデル・ミリトン、ベラウド、アンドレ、ジョアン・ゴメス、イゴール・ジェズス、マテウス・クーニャ、ロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオールで、ヨーロッパでプレーしている選手が数多く名を連ねるリストになった。

『VAVEL』によれば、アンチェロッティ監督はこの招集について以下のように説明した。

「このリストは最終的なものではない。移動と時差の関係を考慮して、ヨーロッパの選手を優先している。また、ここ数日の負傷者もリストに影響を及ぼしている。ただ、これらの選手の多くが来年のワールドカップに出場することになるだろう。その他のプレーヤーにとっては、実力を発揮するチャンスになる。

委員会で話しているのは、10月にアジアのチーム、11月にアフリカのチーム、3月にヨーロッパの強豪と対戦することだ。ワールドカップを見据えれば、これは我々にとって良いアプローチになると思うよ。

ただ11月については、時差や移動の都合を考えれば、今回のようにヨーロッパの選手を優先することはできないかもしれないね」

なお、アリソンの怪我によってシャッフルされるゴールキーパーのポジションについては以下のようにコメントしている。

「ウーゴ・ソウザ(コリンチャンス)が1試合出場するだろう。おそらく2試合目になるはずだ。1試合目(韓国戦)はエデルソンが出る予定だ。

彼は我々にとって重要な存在であり素晴らしいゴールキーパーだ。ウーゴ・ソウザが代表でプレーするのを見たいと思っている」

ウーゴ・ソウザは昨年コリンチャンスへと移籍し、今年になって7年ぶりにフル代表へと招集されたゴールキーパー。ただ、まだ出場した経験はない。

2023年にはヴィッセル神戸への移籍が決定したと伝えられたものの、わずか2日で個人的な理由によって辞退し、Jリーグへの移籍を断ったという経歴もある。

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かつてJリーグ加入が近づいたゴールキーパーが、奇しくも日本への遠征でブラジル代表デビューを飾ることになるかもしれない。

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