今シーズンは開幕からなかなか調子が上がらない状態が続いているセルティックの日本人選手たち。

これまで主力として活躍していた前田大然と旗手怜央は不調が指摘されており、結果を出せず。新加入の山田新はバックアップの立場にとどまっており、稲村隼翔はまだトップチームのメンバーに食い込めていない。

クラブ自体はまだ国内で無敗(4勝2分)を続けているものの、チャンピオンズリーグ予選では敗北し、ヨーロッパリーグでも開幕から2試合を終えて1分1敗となっている。

ただ、その中でも旗手に対しては擁護の声もあるようだ。『67hailhail』によれば、『Go Radio』に出演した解説者のピーター・グラント氏は以下のように解説したという。

「私は彼の大ファンだ。ただ、今シーズンの彼はこれまで以上に後方へとボールをパスしている。

チームは今のところ調子が良くない。中盤のパフォーマンスが少し落ちているが、それは主に前線に影響されているもので、彼らがよりセーフティにプレーしているからだと思う。

旗手が以前よりもバックパスを増やしているように見える。彼は前を向いて、選手の動きを見ているが、それがうまく感じられていないのだ。

ストライカーの質が、そしてサイドアタッカーの質がそれを左右する。彼らがどこに走っているのかという点がね」

旗手のプレーが低調に見える理由は、前線の選手やサイドのプレーヤーがあまり機能していないこと、そのためにパスを前方に送れないことが影響している…という。

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ブラガ戦はベンチスタートで67分から途中出場した旗手。今週発表された日本代表メンバーには入っていなかったこともあり、このインターナショナルマッチウィークでの休息で調子を取り戻してほしいところだ。

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