昨夏からベルギー1部ヘントでプレーする伊藤敦樹が3日のシャルルロワ戦で2試合連続ゴールを決めた。
前半9分、ペナルティエリア際からシュートを放つと、相手DFの足に当たったボールは絶妙なコースに飛び、GKは反応できず。
『Sporza』は「ヘントがラッキーな先制点!伊藤のシュートは相手DFの股を抜けると、さらに別のDFのかかとに当たり、ゴール左に吸い込まれた。ディフレクションによって、GKにとってかなり難しいものになった」と伝えていた。
伊藤の得点で先制したヘントは、一旦同点とされるも、後半26分に勝ち越し、2-1の勝利を収めている。
チームは最近5試合で4勝1敗と好調。『HLN』は「ヘントは伊藤らのゴールで勝利。前回のインターナショナルブレイク以降、勝点15中12ポイントを獲得とほぼ完璧な成績を残している」と評価していた。
伊藤は、日本代表経験もある27歳の大型ボランチ。埼玉県生まれで浦和レッズのユースで育成され、流通経済大学を経て、浦和に戻ってプロになった。
浦和で主力に成長すると、2023年の日本代表デビューを経て、海外移籍を決意した。
『Transfermarkt』による市場価値はヘント選手で2番目に高い400万ユーロ(約5億円)となっているが、2023年以降は日本代表から遠ざかっている。
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