日本代表FW上田綺世とDF渡辺剛の所属するフェイエノールト(エールディビジ)の一部サポーターが暴徒化した。
ここまでリーグ戦を6勝1分けで首位を走っているフェイエノールトは、2日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第2節でアストン・ヴィラ(プレミアリーグ)と対戦した。
ブラガ(ポルトガル1部)とのリーグフェーズ第1節は0-1で敗戦。2連敗は避けたい状況での一戦だったが、試合前日に事件が起きた。2日、『The Sun』が伝えた。
アストン・ヴィラ戦の前日にあたる現地時間10月1日、オランダのロッテルダムにあるアイリッシュパブの外で、フェイエノールトの一部サポーターがアストン・ヴィラのサポーターを襲撃。乱闘騒ぎが起きた。
乱闘の影響で店舗のグラスが割れたほか、撮影されたビデオ映像には、バーの外で両チームのファンが椅子や棒を使って互いを攻撃する様子が映っていた。
地元住民が現場から避難する中、暴力的な光景は数分間続いた模様。その後、駆け付けた警察官が乱闘を止めさせ、乱闘に関わった5人を逮捕した。
この事件で負傷者がいたかどうかは不明だが、一部ファンはヘルメットを被っていたとされており、計画的な犯行だったことが考えられている。
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なお、試合は0-2でフェイエノールトが敗戦し、EL敗退圏内の34位に転落した。
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