日本代表のキャプテンである遠藤航が所属するリヴァプールは、昨シーズンのプレミアリーグで優勝を果たした世界的強豪だ。
だが、4日のプレミアリーグ第7節チェルシー戦に1-2で敗れ、公式戦3連敗となってしまった。
遠藤は1-1で迎えた後半41分に守備固めで投入されるも、後半アディショナルタイムに18歳のブラジル代表FWエステヴァオに決勝ゴールを奪われ万事休す。
遠藤に対する現地の採点はこうなった。
『Liverpool Echo』「5点。ポゼッション時に鈍重すぎることがある。守備を十分にプロテクトすることができず」
『Daily Star』「5点。ポゼッション時にあまりに遅いことが多く、守備陣を十分に守ることができなかった」
『Mirror』「5点。ボール保持時にスローすぎて、守備のプロテクションを十分にできず」
3紙ともにボールポゼッション時の動きが鈍いという指摘だった。
『BBC』によれば、リヴァプールのオランダ代表FWコーディ・ガクポは「受け入れるのが難しい。相手は本当に強いチームだった。最後の最後に失点したのは受け入れがたい。自信がないとは言いたくない。今はうまくいかない時期。5試合前はうまくいったかもしれないが、これもサッカーの一部だ。これほど大きなクラブでプレーしている場合、3連敗は十分ではないというのは当然。選手としてそれを理解しているし、この状況をしっかりと認識している。僕らは何をすべきか分かっている。それは勝利の道に戻ることだ」と話していたそう。
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一方、かつてリヴァプールでも活躍した元イングランド代表MFジェイミー・レドナップは、『Sky Sports』で「昨シーズンのアルネ・スロット監督のマネージメントは、まさに驚異的だった。(今シーズンは)監督が望んでいたようには、まだ全てがうまくまとまっていない。サイドバックも機能していない。監督はMFライアン・フラーフェンベルフに少し違う役割を与えようとしている。それは構わないが、あれほど成功を収めていたものをあまり変えてはいけない。重要な試合でコントロールを失っている。常にオープンになりすぎている。昨シーズンのリヴァプールはそんな風ではなかった」と指摘していた。
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