キリンホールディングス株式会社と、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は4日、「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめるウォーキングフットボールイベントとして、「キリンファミリーチャレンジカップ」を10月4日(土)に北海道札幌市の「つどーむ」にて共同開催した。
キリンファミリーチャレンジカップは、「家族や身近な仲間との絆が深まり、日常がより豊かになるサッカー体験を日本中のサッカーファミリーに届けたい」という想いのもと、2022年12月の第1回開催を皮切りに始動。
これまで0歳から80歳代の約2,000人が参加し、幅広い年齢の人々が家族や仲間とチームを組んで、一つのボールを中心にプレーを楽しみ、会場中にたくさんの笑顔が生まれてきた。
「家族がチームになる日」をコンセプトに、大人から子どもまで誰もが一緒に参加できる体験を通じ、家族や身近な仲間とのつながり・絆を深めることができる場を提供している。
7度目の開催となる今回は、キリンファミリーチャレンジカップが始動して初めてとなる北海道の「つどーむ」にて開催。当日はゲストとして、元サッカー日本代表の柏木陽介さん、安田理大さん、柿谷曜一朗さん、元なでしこジャパンの近賀ゆかりさんと宮間あやさんが参加した。
ウォーキングフットボールを通じて、ゲストと参加者たちが一緒にプレーし、参加者から「今日を楽しみにしてきました!おじいちゃんやおばあちゃんと一緒にプレーできて楽しかったです。絆がさらに深まりました」「4世代で家族勢揃いで体を動かす機会は特別な時間で楽しかった。みんな笑顔でプレーできました」といった感想や、柿谷さんからは「年齢性別問わず、幅広い世代とボール一つで繋がることができる体験は素晴らしいと思いました。みなさん自然と笑顔になっていて、一体感が生まれたことが印象的でした」といったコメントが聞かれたそう。
イベントではウォーキングフットボールの試合に加え、EXILE TETSUYAさん監修のもと、日本サッカー協会が開発した「クラッキ!ダンス」を柏木さん、安田さん、柿谷さん、近賀さん、宮間さんを含む参加者全員で挑戦。イベントの最後には参加ゲストと参加者のチームの中から、ゴールパフォーマンス賞の贈呈が行われた。
以下はイベント後に行われた5人へのインタビュー。
――性別・年齢・サッカー経験の有無に関わらず様々な方が歩いて行うサッカー“ウォーキングフットボール“のイベントでしたが、参加した率直な感想をお願いできますか。
柏木さん「ウォーキングフットボールを通して、たくさんの人の笑顔が見ることが出来て、プレーしている僕たちも笑顔になる本当に素晴らしい企画だと思います。これからも幅広い年齢、性別関係なく、たくさんの方の笑顔を見たいと思いました」
安田さん「ウォーキングフットボールには、サッカーをしていなかった人、小さい子ども、おじいちゃん、おばあちゃん、誰でもフラットに活躍できるところが良いところだと思いました。ご家族で参加されている方もたくさんいらっしゃって、家族の絆を感じて素晴らしかったです」
柿谷さん「お年寄りから子どもまで幅広い年代の人たちが一緒になって、世代を超えて笑顔が生まれる本当に素晴らしい企画だと思います」
近賀さん「家族の3世代、4世代が絆を感じて一緒に楽しめる良い機会だと思いました。お孫さんとおばあちゃんがボールを通じて楽しめることが、ウォーキングフットボールの良さだと実感しました」
宮間さん「参加して下さる方が本当に笑顔になるのでそれが嬉しかったです。家族でウォーキングフットボールを通じて、一つのことに取り組む貴重な機会に参加させていただき、本当に楽しかったです」
――家族でプレーができるウォーキングフットボールの魅力や、ゴールパフォーマンスなどはいかがだったでしょうか。
柿谷さん「ゴールパフォーマンスを時間をかけてチームの皆で考えたり、少し照れくさくて、やるのを躊躇ってしまったり色々なチームがいて面白かったですが、パフォーマンスをしているチームはすごく活気がありました。子どもだけではなく、おじいちゃんやおばあちゃんがゴールを決めるとパフォーマンスが一緒にできて、みんなで楽しめるウォーキングフットボールは本当に素晴らしいと感じました」
宮間さん「お子さんを抱えながら一緒にパフォーマンスをするお母さんやお父さんなど、パワフルな方々が多いなと感じました。一緒にパフォーマンスをして私たちの方が楽しませてもらいました」
――プレー中、参加者の皆様に対して、積極的に声をかけていらっしゃる姿が印象的でした。実際にどのようなお話しや、やり取りをされていたのでしょうか?お聞かせください。
柏木さん「0歳のお子さんにゴールを決めさせてほしいと小学生の男の子にお願いして、一緒にゴールを決めきることができましたね」
安田さん「ウォーキングフットボールは生涯できるスポーツで、家族で3世代、4世代が一緒にプレーできる本当に貴重なイベントだと改めて実感しました。次は、私も家族と一緒に“安田ファミリー”で参加したいと思いました」
――今回北海道で初のキリンファミリーチャレンジカップ開催となりました。何か北海道にまつわるエピソードはありますか。
柿谷さん「僕はずっとセレッソ大阪でプレーしていたのですが、セレッソ大阪が旭川を新たなキャンプ地にするということを知らなくて、先週たまたま旭川市に訪れた時に、セレッソ大阪のユニフォームやエンブレム、旗がたくさんあって知りました。非常に縁を感じましたし、これからも旭川や北海道に色々と携われたらなと思っています」
近賀さん「私は北海道が好きで数年前まで何年か連続で来たりしています。好きなパン屋さんがあるんですけど、そのパン屋さんの「ちくわパン」が好きで、今日の朝も買い行きました。美味しいものがいっぱいあるなというイメージがあって、北海道が大好きなので、また来れたらいいなと思っています」
――キリンファミリーチャレンジカップは今回7回目の開催となります。このような活動を実施することに対して感じることはありますか。
柿谷さん「サッカー日本代表だけでなく、色々なところに活動の輪を広げていく、手と手を取り合って盛り上げていくということは本当に素晴らしいと思います。そのために僕たちはできることはなんでもやりますので、もっとこうした活動が増えればいいなと思います」
宮間さん「私が生まれる前からJFAさんとキリンさんはタッグを組んでいて、私自身も日本代表の時には本当にお世話になりました。次は私たちが恩返しできることがあればたくさんしたいですし、このイベントはたくさんの人を笑顔にして絆を深める良いイベントだと思うので、全国で、そして海外でもやっていけたら良いなと思っています」
<イベント概要>
・名称:<JFA×KIRIN>キリンファミリーチャレンジカップ 2025 in北海道
・主催:公益財団法人日本サッカー協会、キリンホールディングス株式会社
・場所:つどーむ(北海道札幌市東区栄町885番地1)
・開催日:2025年10月4日(日)13:00~16:00
・実施内容:5人制ゴールキーパーなしのウォーキングフットボール(JFA推奨ルール)
・対象:単独または複数の家族で構成された5人以上10人以下のチーム
・募集チーム数:32チーム
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