日本代表MF南野拓実が所属するASモナコは、10日にアディ・ヒュッター監督の退任を発表した。
ヒュッター監督は55歳のオーストリア人。レッドブル・ザルツブルク時代にも南野を指導したことがあり、モナコで不調だった彼を復活させた人物でもあった。
昨シーズンは3位だったモナコは、今シーズンはリーグ開幕7試合で4勝1分2敗の5位ながら、インターナショナルブレイク中に指揮官交代を決断した。
『L'Équipe』は、解任されるのは時間の問題だったとしつつ、「成績不振とロッカールームの一部との不和」が理由としている。
一方、ヒュッター監督は「この2年間の成功とポジティブな出来事だけを忘れないだろう。モナコはトップ3に返り咲き、長年遠ざかっていたUEFAチャンピオンズリーグにも2年連続出場を果たせた。運命は時として分かれるものだが、私は心から満足している。質が高く機能的なチームと素晴らしい人材を残すことができた。経営陣、選手、スタッフ、そしてクラブ全体の未来が素晴らしいものになるよう心から願っている」とポジティブなコメントを出した。
なお、後任は、ベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズで結果を残してきた元ベルギー代表DFのセバスティアン・ポコニョーリ監督(38歳)になる見込み。
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