サッカーの王国であるブラジル代表は、2026年W杯南米予選で苦しみながらも本大会出場を決めた。

今月はアジアツアーに繰り出しており、10日にソウルで行われた韓国戦には5-0で勝利した。

長年、セレソンで伝統の10番を背負ってきたネイマールは今回も不在。

2023年10月の代表戦で左ひざの前十字靭帯断裂の大ケガを負った彼は、およそ1年後にピッチに戻ってきた。ただ、それ以降も代表戦のタイミングでコンディション不良になることが多く、現在も負傷離脱中。

そのネイマールが不在のなか、背番号10を託されたのは、FWロドリゴだった。

24歳のアタッカーは所属するレアル・マドリーで出場機会が減っており、代表戦に呼ばれるのは今年3月以来だったが、韓国戦では2ゴールと活躍。

『Globo』によれば、ロドリゴは「戻ってこられてとても嬉しい。代表から離れていた時期があり、本当に寂しかった。この親善試合をW杯のように捉えようと心に決めていた。今日はそれにトライして、すべてうまくいった」と話していたそう。

彼は2022年にネイマール本人から10番の後継者候補に指名されたことがあるが、来年の本大会では誰がこの番号を背負うだろうか。

なお、韓国代表は、10月9日の『ハングルの日』を記念して、ブラジル戦ではユニフォームの名前を特別にバングル表記へ変更。

ブラジル代表にもハングル表記のユニフォームを着てもらえるように協議していたが、それは実現しなかった。

「背番号10をやめた」スター10人

ブラジルは14日に味の素スタジアムで日本代表と対戦する。

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