韓国代表は10日にソウルワールドカップ競技場で行われたブラジルとの国際親善試合に0-5で敗れた。

18歳の神童エステヴァンとロドリゴが2ゴール、そして、ヴィニシウス・ジュニオールも1ゴールとセレソンが誇るスターたちが次々に得点を奪取。

ともに2026年W杯出場をすでに決めている両国だが、大差がつく結果となった。

この試合では韓国代表FWソン・フンミンが韓国歴代1位となる137試合出場を達成したが、それを勝利で祝うこともできず。

『MK Sports』によれば、韓国代表のホン・ミョンボ監督は、試合後に謝罪していたそう。

「雨にもかかわらず、多くのファンの皆さんに来ていただいたのに、いいパフォーマンスと結果をお見せすることができず申し訳ない。

我々はW杯に向けた準備をしている最中だ。非常に強いチームと対戦した今日は多くのことを学び、感じた。

特に失点を振り返ると、改善すべき点が数多くある。結果には失望しているが、前進し続けなければならない。

相手の攻撃陣は、伝統的なストライカーの役割ではなく、ミッドフィルダーのように少し下がってボールを受け、攻撃を仕掛けてきた。我々の守備陣はプレッシングを受け続けた結果、徐々に劣勢に追い込まれた。

短期間で個人のスキルを上げるのは非常に難しい。強豪との試合を通して、改善すべき点を継続的に学ぶ必要がある。

重要なのは来年のW杯だ。選手たちには『チームとしてプレーすることを学ぼう』と伝えた。

我々にはまだまだ学ぶべきことが多くある。重要なのは、学んだことと経験したことをどれだけ改善の原動力として活かせるかだ。それしか道はない」

終日降り続いた雨の影響でこの日のピッチコンディションは不安定なものだったそう。

それでも、63,237人もの観客が詰めかけていた。

Jリーグを経由してブラジル代表入りした9名

韓国は14日にパラグアイと対戦。一方、ブラジルは14日に日本代表と対戦する。

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