ポルトガル1部リーグのアロウカでプレーする福井太智は21歳のMFだ。
サガン鳥栖で17歳の若さでプロ契約を結ぶと、2022年に世界的強豪のバイエルン・ミュンヘンに青田買いされた。2023年9月にはバイエルンでトップデビュー。その後、ポルティモネンセを経て、アロウカへ移籍した。
アロウカでは主力として活躍しており、今シーズンも8試合すべてに先発起用されている。
そうしたなか、ポルトガル紙『Record』は、トルコのトラブゾンスポルが1月に福井の獲得に再び乗り出す可能性があると伝えた。
今シーズンのトルコ1部リーグで2位につけているトラブゾンスポルは、今夏にも福井の獲得を狙っていたが、500万ユーロ(約8.6億円)のオファーはアロウカが拒否していたという。
アロウカのなかで最も価値のある選手のひとりである福井は、クラブにとって次の大きな売却となる見込みとのこと。
トラブゾンスポルは福井を補強リストに載せているというが、アロウカ側は安売りするつもりはなく、移籍金は800万ユーロ(約14億円)以上を想定しているようだ。
福井とアロウカとの契約は2028年までとされている。