日本代表が世界最速で突破した2026年W杯予選。

今年3月から始まった欧州予選は、全54チームが12のグループに分かれて戦っている。

そうしたなか、英紙『The Times』は、UEFAがW杯欧州予選のフォーマット変更を検討していると伝えた。

その理由は、ファンや放送局からの関心が低くなっているためだそう。

変更案は主に2つ。ひとつ目は、女子同様にUEFAネーションズリーグにW杯予選の意味合いも兼ねさせること。

2018年に創設されたUEFAネーションズリーグは、UEFA加盟国が4つのグループに分かれて戦うトーナメント。現時点でもW杯予選との関連性はあるが、より直接的なものにする可能性があるようだ。

もうひとつは、UEFAチャンピオンズリーグのように『スイス・システム』というフォーマットを導入する案。

従来のCLでは、グループステージが組ごとに分かれていたが、『スイス・システム』は、全チームが単一のリーグフェーズに参加する。それにより試合の多様性と競争力が増すとされている一方、分かりにくさが難点。

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UEFAはW杯欧州予選への関心を高めるためにも、改革案を検討しているようだ。

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