前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属するスコットランドの強豪セルティック。
リーグ5連覇を目指すチームは、リーグ開幕7試合で5勝2分と無敗ながら、攻撃陣の低調さが不安視されている。
そうしたなか、『Daily Record』は、旗手が救世主になりうると期待を寄せているようだ。
「旗手はもはやリスクを冒すセルティックの魔術師ではないが、元魔法使いはブレンダン・ロジャーズ監督の難題を解決できるかもしれない。
セルティックにとって大きな節目となる連戦が迫っており、指揮官は旗手がベストの状態に戻ることを期待している。
チームが中盤で適切な組み合わせとバランスを見つけるのに苦戦するなか、才能あふれるこの27歳が本来の輝きを取り戻せれば、監督が抱える大きな問題を解決することになるかもしれない。
旗手はセルティックできらめく魔法のような瞬間を生み出してきた。しかし、今となってはその魔法は見られない。脇役に甘んじることも多い。
大胆なパス回しやリスクを冒す魔法は、より地味な印象に変わり、相手の守備陣を切り裂くどころか、ボールを失うことが増えている。
セルティックファンの中には、マンネリ化と批判する声もある。古橋亨梧は、在籍3年半で新天地を求めたし、(この夏に移籍を志願した)前田大然も間違いなく同じ気持ちだった。
旗手の気持ちは本人にしかわからないが、チームメイト(前田)が日本代表にいる一方で、森保一監督から選出されず、W杯が迫るなかで明るい兆しではない」
2022年1月からセルティックでプレーしてきた旗手は、昨シーズン末に怪我もあったために今年3月以降は日本代表に招集されていない。
かつてのような輝きを取り戻してほしいと現地で復活が期待されているようだ。