クリスタル・パレスで2年目を迎えた日本代表MF鎌田大地。
フランクフルト時代に教えを受けたオリヴァー・グラスナー監督から請われる形で加入を決めた。
加入1年目の昨シーズンは適応に苦しんだ鎌田だが、今シーズンはクラブの月間MVPに選出されるほどの活躍を見せている。
29歳になった鎌田とパレスとの契約は、現時点で今シーズン限りとされているが、契約延長の可能性が取りざたされている。
『Football Insider』によれば、かつてマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムでスカウトを担当したミック・ブラウンがこう語っていたという。
「鎌田は監督の去就を見定めるかもしれない。グラスナー監督が鎌田のパレス入りを説得したことは知られている。鎌田は彼のもとでプレーしたがっていたし、彼らはそういう関係だからね。
2人はフランクフルトでいい関係で働いていたし、パレスでもうまくやっている。なので、もし監督が退団すれば、彼に疑問を投げかけることになるかもしれない。
その点で、彼の去就はグラスナー監督とリンクしている。2人とも退団するかもしれないし、2人とも残るかもしれない。
パレスからすると、彼に新契約を結んでほしい。なぜなら、この1年の成功において重要な役割を果たしてきたからだ。彼はグラスナー監督にとってもチームにとっても重要な存在。だから、フリーで失うのは避けたいはずだ。
繰り返しになるが、彼は新契約にサインする前に監督の動向を見極めようとするだろう。
グラスナー監督が去っても残留しないとは限らないし、監督が残留しても退団しないとも限らない。とはいえ、決断に影響するのは間違いない」
『BBC』によると、グラスナー監督とパレスとの契約も今シーズン限りで、スティーヴ・パリッシュ会長は契約延長に向けた交渉を行っていることを認めたという。
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パレスは鎌田との契約延長も希望しているようだが、指揮官の去就がそれに影響を与えるかもしれない。