世界最高峰の英プレミアリーグで審判を務めていたデイヴィッド・クート。
43歳の同氏は、2018年からプレミアリーグで笛を吹いてきたが、一連の問題によって、昨年12月に英審判員の統括機関であるPGMOLから解雇を言い渡された。
クートは、リヴァプールのユルゲン・クロップ前監督を罵る動画などが流出して問題になると、その後、コカインの吸引やゲイであることを認めた。
『BBC』などによれば、そのクートが児童のわいせつ画像作成に関する容疑について、自らの罪を認めたという。
警察が今年2月に押収したカテゴリーA(最も重大な部類)の動画に関する嫌疑について、ノッティンガム刑事法院での審理において罪を認めたとのこと。
同氏は2020年1月にハードドライブからノートパソコンに問題のビデオを抽出していたことが判明。今年9月時点では否認していたが、その証言を覆した。
児童のわいせつ画像作成罪とは、虐待を含む写真や映像のダウンロード、共有、保存などの行為を指すとのこと。
クートは条件付きで保釈されているが、判事は「これが実刑判決につながらないという印象を抱いてはならない」と告げたそうで、子どもへの接触禁止令と性的被害防止命令の遵守も言い渡されたという。
なお、同氏は、2023年8月のアーセナル対クリスタル・パレス戦で冨安健洋に退場を宣告した人物でもある。