王国ブラジルを相手に、0-2から逆転勝利を収め、14回目の対戦にして初白星を手にした日本代表。

今年6月に27歳となった堂安律はこの試合、攻守で非常に高いパフォーマンスを発揮し、歴史的な勝利に大きく貢献した。

4日前のパラグアイ戦では右のシャドーに入った堂安だが、ブラジル戦は一つ後ろの右ウィングバックとして先発。久保建英や伊東純也と右サイドで組み、両者の持ち味を生かしながら自らも輝くというハイレベルなプレーぶりだった。

2023年6月から日本の10番を背負う堂安。充実したクラブでの日々を代表での活躍につなげ、最近は状況打開に優れたハードワーカーとしてチームに欠かせない戦力となっている。

そんな堂安はブラジル戦後、自身のInstagramを更新。「What a game !! Thank you for your support!!最高の試合!応援ありがとうございました!」と綴り、サポーターへの感謝を表した。

また、試合翌日の15日にはXにて「See you Japan !(日本国旗)→(ドイツ国旗)」と投稿。一緒にポストされた画像には、目的地までの飛行時間として「14時間6分」と記されていた。

あれだけの厳しい試合を行った翌日、半日以上のフライトでクラブへ戻り、週末に向けて準備する。これが“サッカー日本代表の日常”だ。

所属のフランクフルトでも主力の堂安は今週末、19日(日)に鈴木唯人が今夏加入した古巣フライブルクと対戦予定。

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その後も、22日(水)に遠藤航のCLリヴァプール戦、25日(土)に藤田譲瑠チマのザンクトパウリ戦と、“日本人対決”が立て続けに控えている。

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