第61回全国社会人サッカー選手権大会は15日、決勝に先駆けて3位決定戦が青森県八戸市のプライフーズスタジアムで行われた。
地域リーグで優勝を逃したチームが、JFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)の出場権獲得を目指し、すべてをかけて臨む「全社」。
5日間で5試合を戦う超サバイバル戦もいよいよ最終日。地域CL出場「最後の椅子」をかけた3位決定戦の結果は以下の通りとなった。
第61回全国社会人サッカー選手権大会 3位決定戦
VONDS市原FC(関東4位) 1-0 東京23FC(関東6位)
9月28日の関東リーグ1部最終節でも対戦し、0-0の引き分けに終わっていた両者(前半戦の対戦も1-1引き分け)。
全社での再戦となった“関東対決”は、スコアレスのまま迎えた後半31分、自陣からのフリーキックを最後はFW加藤勇司ベサーナが頭で流し込み、VONDS市原FCが先制。
このゴールがそのまま決勝点となり、VONDS市原FCが3年連続の地域CL出場を決めている。
ジェフユナイテッド千葉、歴代「最強の日本人選手」はこの5名!
VONDS市原は過去2年の地域CLでいずれも準優勝したものの、JFLとの入れ替え戦で沖縄SVとミネベアミツミFCに敗戦。「三度目の正直」としてJFL昇格に挑む。