GK野澤大志ブランドンとDF綱島悠斗が所属するベルギー1部のアントワープ。

17日に敵地でスタンダール・リエージュと対戦したが、終盤に試合が打ち切られる事態になった。

試合はスタンダールが開始17秒で先制。だが、前半39分にスタンダール選手が一発退場になると、ホームのスタンダールサポーターの不満が噴出。

審判に対して何度もカップ容器が投げつけられると、終盤には主審にカップが直撃…。

3度目となったことで主審は、規則に則り、試合の打ち切りを宣告した。

『Sporza』は、「ファンの非行で試合は打ち切り。スタンダールにとって素晴らしい夜が悪夢と化した。サポーターはホームでの良識を忘れてしまった」、『HLN』も「サッカー界にとって狂気じみた悲しい週末」と断罪していた。

その後、スタンダールは「87分に打ち切りになったアントワープ戦は、来週月曜または火曜に無観客で再開され、残り数分が行われる。審判にカップを投げつけたサポーターの身元は判明しており、クラブはスタジアムへの入場禁止と損害賠償を求める訴訟を起こす予定」と発表した。

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かつて日本人選手もプレーしたスタンダールはベルギーの名門クラブだが、今季はここまで2勝5分3敗と低調。これまでも不満を抱くような判定があったようで、それが爆発してしまったようだ。

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