日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、18日にセルタ戦に向けた遠征メンバーを発表したが、そこに久保の名前はなかった。
久保は先月のメキシコ戦で足首を痛めて以降、その影響を受けている。今月14日のブラジル戦に先発出場するも、後半9分に交代していた。
ソシエダは開幕8試合で1勝2分5敗と絶不調。最下位だったマジョルカが18日のセビージャ戦に3-1で勝利したため、暫定ながらソシエダが最下位に転落した。
『Marca』は「久保不在のソシエダは最下位としてセルタに乗り込む。最下位に転落したチームにとって、この日本人選手の不在は特筆すべきもの。久保は左足首の違和感から欠場する」と指摘。
『Mundo Deportivo』も「ソシエダにサプライズ、久保が負傷でチームから外れた。遠征メンバーに久保が含まれていないという大きなサプライズがあった。 9月の代表ウィーク以来、足首の痛みに悩まされてきたこの日本人ウインガーは、その痛みがなかなか治まらず、ブラジル戦ではプレーしたものの、コーチ陣は彼を起用するリスクを冒さないことを決断した。彼は依然として足首の負傷に苦しんでおり、この厳しい時期に得点力と攻撃的な解決策を求めるチームにとって、その不在は大きな痛手となる」と伝えている。
ソシエダは8試合でわずか7得点。この状況で久保を欠くのは痛いはず。
解任説がささやかれるセルヒオ・フランシスコ監督にとっても今後数試合が正念場になりそうだ。