UEFAヨーロッパリーグは23日、リーグフェーズの第3節が各地で開催。

ドイツ1部のフライブルクはホームでオランダ1部のユトレヒトと対戦し、2-0の勝利を収めた。

この試合で最初のゴールを記録したのは、スタメンでELデビューを飾った日本代表MF鈴木唯人だった。

20分、元ドイツ代表DFクリスティアン・ギュンターがスルーパスで左サイドを抜け出すと、マイナスへ折り返し。これをフリーで上がってきた鈴木がゴール右上へ流し込み、貴重な先制点を挙げている。

鈴木にとってはこれが嬉しいフライブルク移籍後初ゴール。今夏デンマークのブレンビーから加入した23歳がまずは一つ結果を残してみせた。

試合後、「唯人にとって本当に素晴らしいことだ」とRTLの取材に対して語ったのは、フライブルクのスポーツ取締役を務めるヨッヘン・ザイアー氏。彼はさらにこのように続けた。

「彼(鈴木)はブンデスリーガへの適応に最初は苦労していた。しかし彼は学ぶ意欲に満ち、耳を傾け、吸収し、批判もきちんと受け止められる。彼はこれからしっかりと自分の道を進んでいくだろう」

10月の日本代表には招集されなかった鈴木だが、クラブで一歩ずつ着実に前進している様子。

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鈴木の成長にも注目のフライブルクは次戦、26日(日)に強豪レヴァークーゼンとアウェイで対戦する。

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