今シーズンからドイツ1部のボルシアMGでプレーする日本代表FW町野修斗。
昨シーズンは2部降格となったホルシュタイン・キールでブンデスリーガ11ゴールと活躍し、800万ユーロ(約14億円)ほどの移籍金でボルシアに引き抜かれた。
ただ、この夏の移籍市場で日本代表DF板倉滉をアヤックスに売却するなどしたボルシアは、開幕から低調。監督交代に踏み切るなど混迷するチームのなかで、町野もここまでゴールを奪えずにいた。
だが、28日に行われた2部カールスルーエとのDFBポカール(ドイツカップ)2回戦で待望の初ゴールをマーク。
前半8分、味方のクロスをダイレクトで蹴り込むと、おなじみの忍者ポーズも披露していた。
ちなみに、本人によれば、忍者ポーズで手を組む際にユニフォームのスポンサー名が隠れないようにするなど配慮もしているそう。
この後、前半40分に町野は味方GKに戻そうとしたバックパスを相手にかっさらわれ、大ピンチを招いてしまったが、味方GKの好セーブに救われた。英語実況も「町野は一体何を考えているんだ…」と思わず口にする危ないプレーだった。
それでも、試合はボルシアが3-1で勝利している(カールスルーエの福田師王は後半32分から途中出場)。
この試合前には『Derwesten』が「時間は刻々と過ぎている!ボルシアの新加入選手である町野は、今すぐ結果を出さなければならない。さもなければ、大失敗が待ち受けている」と現状を不安視していたが、初ゴールでそれを払拭できただろうか。
ボルシアは11月1日に藤田譲瑠チマが所属するザンクトパウリとのリーグ戦を戦う。