レアル・マドリーは26日、世界が注目するバルセロナとのエル・クラシコにおいて、ホームで2-1の勝利を収めた。
22分にキリアン・エムバペのゴールで先制すると、38分にフェルミン・ロペスの同点弾を許したものの、43分にジュード・ベリンガムが勝ち越し点をゲット。これが決勝点となった。
前半から守備でペースを握った首位マドリーが2位バルサを寄り切った一戦。この試合で輝いた選手の一人が、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガだ。
ベリンガムを開始から右サイドで起用したマドリーだったが、プレスがハマらず。バルセロナの左サイドバック、スペイン代表DFアレハンドロ・バルデにフリーで前進される場面が目立った。
そこでマドリーのシャビ・アロンソ監督は、前半途中から中央のカマヴィンガをベリンガムと入れ替えて右サイドで起用。守備の負担が減ったベリンガムはその後、絶妙のスルーパスでエムバペの先制点をアシストしている。
一方、慣れないポジションに入ったカマヴィンガはと言えば、こちらもバルデと対峙しながら躍動。右ウィングとして攻守に持ち味を発揮し、クラシコ勝利に貢献してみせた。
カマヴィンガにとって会心の出来だったようで、試合当日にXへ投稿。「自分のクラブを誇りに思う!マドリディスタのみんな、良い日曜日を!」と綴ると、さらに「新ポジション『右ウィング』をアンロック」と続けた(※該当投稿はすでに削除)。
アンロックはゲーム用語として使われることが多く、特定の条件等を満たすことにより、これまで使えなかったキャラクターや武器、スキルなどが解放されることを意味している。
22歳の若者らしいお茶目な投稿。これまで主に中盤や左サイドバックでプレーしてきたカマヴィンガは、エル・クラシコという大舞台で“新境地”を楽しんだようだ。