ラツィオ(セリエA)のMFペドロが現役引退を示唆した。

セリエA第9節でピサと対戦したラツィオはスコアレスドローで引き分けた。後半から出場した38歳のペドロは、試合後に今季限りで現役引退する可能性を語った。『マルカ』が伝えている。

「私は常にチームを助けたいと思っている。そして間違いなく、これがラツィオでの最後のシーズンだ。ただ、チームを本来あるべき場所、ヨーロッパに残したいと思っている。そしてその時が去るときだ」

2021年にローマからラツィオに移籍したペドロ。日本代表MF鎌田大地とも共闘したベテランは、同クラブでここまで公式戦9試合に出場しているが、チームは11位に甘んじており、ペドロ自身もパフォーマンスに衰えを感じているようだ。

「あと何年プレーするのか…。 私にとっては、それは難しいことだ。すべてのトレーニングを最大限に活用したいと思っている。しかし日を追うごとに引退は近づいている」

ペドロはバルセロナ(ラ・リーガ)の下部組織で育ち、2008年にトップチーム昇格。3度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝や4度のラ・リーガ制覇に貢献した。

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その後、2015年にチェルシーへ移籍し、プレミアリーグ優勝やUEFAヨーロッパリーグのチャンピオンに輝いた。数々のタイトルを獲得してきた同選手は、スペイン代表としても2010年のFIFAワールドカップを優勝した。

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