「クマ問題」が全国各地で深刻化している。

Jリーグでも、J3の福島ユナイテッドFCが今週27日、この日の朝4時30分ごろ、練習場として使用している十六沼公園天然芝付近(大笹生字前川小坂地内)において、熊の出没情報があったと報告。

昨今のクマによる甚大な被害を鑑みて、来場するファン・サポーターの安全を最優先に考慮し、10月29日より当面の間、練習見学およびファンサービスを中止すると発表した。

そして、福島に続くクラブが早くも出てきてしまった。

J1のアルビレックス新潟は30日、クラブのクラブハウス付近(北蒲原郡聖籠町東港)にて、クマの出没情報があったと発表。

見学エリアの安全確保が困難であることから、10月31日(金)に予定していたトップチームの一般向け公開練習を非公開とし、ファンサービスも中止することになった。

トレーニング自体は、選手・スタッフの安全確保に配慮しつつ、予定通り実施していくとのこと。また、11月のトレーニング一般公開も当面は休止とするが、安全が確認された次第再開するという。

アルビレックス新潟の主な練習場である新潟聖籠スポーツセンター「アルビレッジ」は、天然芝3面(※ピッチAはアルビレックス新潟専用)、人工芝3面、屋根付フットサルピッチ1面にクラブハウスを備えた、一般利用も可能な巨大スポーツ施設。

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そのため、施設周辺でのクマ出没はファン・サポーターだけでなく、アルビレックス新潟の女子チームやアカデミー、一般利用者などかなりの人が影響を受けるとみられる。

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