今シーズンからドイツ1部のボルシアMGでプレーする日本代表FW町野修斗。
履正社高校から横浜F・マリノス入りすると、その後、当時J3だったギラヴァンツ北九州をJ2に引き上げる活躍を見せ、湘南ベルマーレに引き抜かれた。
2023年に湘南からドイツのホルシュタイン・キールへ移籍すると、昨シーズンはブンデスリーガで11ゴールと活躍。今夏、期待とともにボルシアに加入したが、ここまではチーム同様に苦しんでいた。
不調のボルシアは監督交代に踏み切るなど混迷しているが、町野は2部カールスルーエとのDFBポカール(ドイツカップ)2回戦で待望の初ゴールをマークし、チームも3-1で勝利。
クラブ公式によれば、ボルシアのエウゲン・ポランスキ暫定監督は「修斗もトレーニングで見せてきた好調さを裏付けるような活躍を見せており、加入以降で最高の状態にある」と讃えていた。
また、『Bild』によれば、指揮官は「修斗はリズムを取り戻した。彼は怪我をした状態で加入し、その後、代表チームに合流しなければならず、さらに体調不良もあった。だが、今は毎日笑顔で練習に来ている。カールスルーエ戦でのゴールは大きなきっかけになりうる」とも話していたそう。
町野は9月と10月の日本代表戦に招集されたが、コンディション的にも厳しかったようだ。
同紙は「最も大きな飛躍を遂げたのは町野。ボルシアがおよそ1000万ユーロ(約17.8億円)を投じて獲得したこの日本人選手は、当初は苦しみ、多くのファンから失格の烙印を押されかけていた」とも伝えていた。
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ボルシアはリーグ戦8試合で3分5敗といまだ勝利がない。1日に行われる藤田譲瑠チマ擁するザンクトパウリとの対戦で初勝利を掴むためには町野の活躍も必要になるはずだ。