多くの日本人選手がプレーするベルギーリーグ。

先月30日に行われた2部ベールスホット対1部ウェステルローのベルギーカップでは日本人3選手がそろってゴールを決めた。

まず、前半4分、ベールスホットの原口元気が、驚きのロングシュートを突き刺し、先制ゴールを奪う。

34歳の元日本代表は、2014年~2024年までドイツでプレーした後、昨夏に古巣である浦和レッズへ復帰。その後、今年9月にベールスホットへ移籍し、再び欧州でプレーすることを決断した。

これが出場7試合目での初ゴールだったが、『VP』も「見事なロングシュート」と脱帽するほどの一撃だった。

だが、その原口は前半15分に負傷交代。

すると、前半39分にはウェステルローのDF木村誠二が同点ゴールを叩き出す。パリ五輪に出場した24歳の木村にとっても、加入後初得点となった。

その後、ベールスホットは2点を勝ち越すと、終了間際にウェステルローの坂本一彩に得点を奪われるも、3-2で逃げ切り。格上のチームを撃破する金星を挙げた。

ベールスホットDFロイク・ソーは、原口のスーパーゴールに「Genkidama」と反応していた。日本が誇る世界的人気漫画・アニメ『ドラゴンボール』に出てくる必殺技である元気玉と原口の名前を掛け合わせていたようだ。

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『HBVL』によれば、ベールスホットの同僚は「チーム全体に落ち着きをもたらしてくれる。ピッチ内外での彼の経験は、僕らにとって大きな財産」と原口を讃えていたそう。

ただ、原口は足首を痛めており、2日のコルトライク戦は欠場する可能性があるとのこと。

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