日本代表のキャプテンである遠藤航が所属するリヴァプール。

昨シーズンのプレミアリーグで優勝を果たした世界的強豪だが、現在は苦境にある。

最近7試合でなんと1勝6敗と絶不調。先月29日には鎌田大地擁するクリスタル・パレスとのリーグカップに0-3で完敗した。

リヴァプールのアルネ・スロット監督は、この試合で就任以降初となる3バック(5バック)を採用し、遠藤を3バックの一角として先発起用(終盤には守備的MFとしてもプレー)。

この日のリヴァプールは、17歳と18歳の若手も起用しており、メンバーを落としたという指摘もある。

ただ、『BBC』によれば、パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、リヴァプールが弱いチームを並べてきたと示唆するのは、(パレスに対して)無礼だと語っていたそう。

「これはスロット監督の決断であり、我々は他チームのことは一切気にしない。

(先発したリヴァプールDF)ジョー・ゴメスはイングランド代表だし、UEFAチャンピオンズリーグで優勝したこともある。

遠藤航は日本代表としてどれほど多くの試合に出場してきたか。アレクシス・マカリステルは(アルゼンチン代表の)スタメンとして、W杯で優勝した。

いいチームだったし、全員がリヴァプールの選手だ。(現役時代の)私はリヴァプールのチームに入ることなど絶対にできなかった。

最高の布陣ではないかもしれないが、それでも素晴らしいリヴァプールだった」

日本代表として71試合に出場している遠藤を含めて、リヴァプールは十分力のある布陣だったと語っていたようだ。

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現在は中盤を主戦場にする遠藤だが、DFラインでのプレー経験は十分ある。ただ、リヴァプールでセンターバックとして先発出場したことはあまりない(Transfermarktによれば4試合目)。

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