22歳の松木玖生が所属するイングランド2部リーグのサウサンプトン。
これまで李忠成、吉田麻也、南野拓実がプレーし、現在も松木と高岡伶颯を保有する同クラブは、1885年創設の歴史あるクラブだ。
昨シーズンのプレミアリーグで最下位になり、2部降格となると、ウィル・スティル監督を新指揮官に招聘していた。
33歳のスティル監督は、スタッド・ランスで伊東純也らを指導したこともある人物。選手としてプロ経験はなく、17歳の段階で指導者に転向した。
そうしたなか、サウサンプトンは2日にスティル監督の解任を発表。
テクニカルディレクターは、「いま変化を加えることで、今シーズンを好転させ、リーグ順位を再び上げるための最良のチャンスが得られると信じている」と説明している。
サウサンプトンは今シーズンのリーグ戦13試合で2勝6分5敗、24チーム中21位と降格圏に瀕している。
スティル監督はカップ戦も含めると、サウサンプトンでの16試合で4勝6分6敗という戦績に終わった。
ラストゲームとなった1日のプレストン戦には0-2で敗れており、『Guardian』によれば、DFネイサン・ウッドは試合後にサポーターに暴言を吐いたことについて、「感情に流されてしまった」と謝罪していたという。
なお、トルコ1部ギョズテペからローンバックした松木は、怪我もあったためか、今シーズンは公式戦4試合で計89分ほどしか起用されていない。監督交代で状況に変化が起きるのか注目される。