今シーズンからオランダの名門アヤックスでプレーしている日本代表DF板倉滉。

1900年創設のアヤックスは、国内最多となる36度のリーグ優勝を誇る常勝クラブだ。

28歳の板倉を獲得するために、ボルシアMGに支払った移籍金は1050万ユーロ(約18.2億円)ほどとされている。

ただ、ジョン・ハイティンハ新監督が率いるアヤックスは、開幕から低調。リーグ戦では11試合で5勝5分1敗の4位に甘んじており、UEFAチャンピオンズリーグでは3試合で計11失点と最下位に沈んでいる。

板倉はアヤックスでここまで10試合に出場しているが、まだクリーンシート(無失点試合)はない。

『Ajax Showtime』は、「最近の板倉は期待外れのパフォーマンスを見せている」としつつ、ハイティンハ監督は、その理由をこう説明していたと伝えている。

「滉はクオリティに溢れているが、滉だけの問題ではない。彼の周りにいる選手たちやパスコースの選択肢も大事だ。

どうやって数的優位を作るか? ボールを持っている選手だけでなく、周りの選手も大事なんだ」

足元に優れる板倉は、後方からのビルドアップ役も期待されている。ただ、それにはポジショニングを含めた受け手側の問題もあると説明していたようだ。

41歳のハイティンハ監督は、現役時代にアヤックスなどで活躍したディフェンダーだった。

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