オランダの名門フェイエノールトで3年目を迎えた日本代表FW上田綺世。
今シーズンはリーグ開幕11試合で13ゴールと得点を量産しており、得点ランキングでも独走している。
日本代表としても10月に行われたパラグアイ、ブラジル戦で値千金のゴールを叩き出しており、まさに絶好調にある。
そうしたなか、アード・デ・モスは、「上田の80%はセム・スタインのおかげ。彼はスタインから多大な恩恵を受けている」と発言。
スタインは、今シーズンからフェイエノールトでプレーする23歳の攻撃的MFだ。78歳のデ・モスは、アヤックスや浦和レッズで監督を務めた人物で、上田の活躍は、スタインによるところが大きいと指摘していた。
この発言をフェイエノールトのレジェンドOBであるウィム・ファン・ハネヘムが否定した。同氏は、『Willem en Wessel』でこう述べていたそう。
「最初に聞いた時、こう思った。これについて話さなければいけないと。
本当にバカげている。デ・モスとスタインは、きっとファミリーみたいなものなんだろう。
彼(デ・モス)はいいことも言うが、これは完全に意味不明。こう思うね、『アード、お前は衰えたな』と」
デ・モスとスタインはともにデン・ハーグの生まれ。ウィム・ファン・ハネヘムは、そのつながりに言及しつつ、上田がスタインに依存しているという指摘は的外れだと一蹴していたようだ。
81歳のウィム・ファン・ハネヘムは、フェイエノールトで通算370試合以上に出場し、100ゴール以上を記録したレジェンド。
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オランダ代表として1974年W杯、1976年EUROに出場し、引退後はフェイエノールトの監督を務めたこともある。