今夏イングランド2部バーミンガム・シティへと加入した日本代表FW古橋亨梧。
1000万ポンド(約20億円)という2部クラブとしては超高額の移籍金だったが、ここまでリーグ戦12試合0得点と苦戦が続いている。
そんな現状にはサポーターからも賛否両論の声も。
一方で地元メディア『Birmingham Live』によると、クラブの指揮官であるクリス・デイヴィス監督は古橋を支持しているようだ。
バーミンガムは、4日に行われたミルウォール戦で4-0と大勝。試合後にはサポーターらが古橋の名前を連呼し、称える場面もあった。
それに対し、デイヴィス監督は古橋が不振ながらもサポーターとの信頼関係を築きあげていることに言及した。
「これは大きな意味があります。なぜなら、彼ら(バーミンガムサポーター)が彼の多大な貢献を認め、支えたい、そして彼を信じているという証だからです。彼を信じていなかったら、彼らはそんなことはしなかったでしょう」
また、指揮官は古橋の加入以来の取り組みを評価した。
「彼は誰よりも多くのチャンスを得ている。とても賢くて、動きも走りも速い。前にも言ったが、必ずゴールを決めるだろう。彼は自信を深めている。今夜は得点こそなかったものの、トレーニングで成長しているのがわかる。彼がフランスから来た時、あまりサッカーをしていなかった。彼はチームを成長させており、出場機会が増えればチームに多くの貢献をしてくれる」
そして最後に、古橋への期待を述べている。
「どのストライカーでも同じだが、亨梧は非常に集中力があり、非常にプロフェッショナルだ。彼は理解力がある。経験豊富だし、きっと以前にもこのポジションにいたことがあるはずだ。
亨梧のことを少しでも心配していたと言えば、それは本当のことではない。心配などしていないからだ。彼は本当に良い選手だと思う。彼がチームに加わったのは幸運だし、彼はゴールを決めてくれるだろう」
最近の試合では、途中出場のジョーカーとして相手ゴールを脅かす役割を担う古橋。監督やサポーターの期待に応え、得点を決めることができるだろうか。