日本代表DF高井幸大が所属するイングランド1部の名門トッテナム。サッカー界でも指折りのビッグクラブで衝撃の事件が起きた。
事件の標的となったのはDFデスティニー・ウドジェ。
エラス・ヴェローナ下部組織出身のイタリア代表DFで、5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのコペンハーゲン戦に出場し、日本代表DF鈴木淳之介ともマッチアップした。
イギリス国営放送局『BBC』など複数メディアによると、ウドジェは今年9月にロンドンで発生した、銃を用いた脅迫事件の被害者であったようだ。
銃器所持、恐喝、無免許運転の疑いで警察に逮捕された犯人は、サッカー業界で代理人業を務める人物であったことが発覚した。
『テレグラフ』紙によると、事件はウドジェが代理人契約の解除を申し出たことをきっかけに発生したという。
代理人による選手への脅迫事件という驚きの内容はサッカービジネス界に大きな衝撃を与えている。
4日にトッテナムは広報担当者を通じ「事件以来、デスティニーと彼の家族に支援を提供してきており、今後も継続していきます。これは法的な問題であるため、これ以上のコメントはできません」と声明を発表している。
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なお、ウドジェは事件発生から1週間後に実施されたトッテナム対ウェストハムの試合に出場していた。