マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)のDFレニ・ヨロが自身の決断に胸を張った。
19歳のヨロはフランスの世代別代表にも選ばれている注目株。リーグ・アンのリールの下部組織で育ち、トップチームでも頭角を現すと、2024年にユナイテッドへ移籍した。
レアル・マドリー(ラ・リーガ)からのオファーもあった中で移籍したユナイテッドでは、シーズン序盤から負傷に苦しみ、クラブは昨季リーグ戦15位に終わるなど苦しい時期を過ごした。
移籍を後悔していないか問われたヨロは「これはキャリアにおいて必要な選択だ」と言葉を続けた。『ESPN』ほか主要メディアが伝えた。
「これまでレアル・マドリーやユナイテッドだけでなく、いくつかのクラブに所属してきた。たくさんのクラブに所属していたよ。いまはマンチェスターを選べて、本当にうれしいんだ」
「昨年の結果を受けて、一部の人々がこの件について話していたことは知っている。彼らの気持ちは理解できるが、正直に言って、これは僕の選択であり、僕のキャリアだ。自分が何をしているのか分かっているし、今後はもっと良くなるだけだ」
ユナイテッドではここまで公式戦43試合に出場し、経験を積んでいる。なお、今季はリーグ戦全10試合に出場しており、ユナイテッドもリーグ8位と奮闘している。
対するレアル・マドリーはここまでラ・リーガ第11節終了時点で首位につけているが、ヨロは「昨シーズンのときも、後悔とかそういう感情は一度もなかった」と改めて強調した。
「マンチェスター・ユナイテッドのことは分かっているし、時には悪いシーズンになることもあるのは分かっている。だが、このクラブはトップクラブだから、これについて疑う余地はない」
移籍の後悔はないと断言したヨロは「僕が来る前から、クラブの計画は分かっていた。もちろん、初年度を15位で終えることは納得できない。そういったことも、直面しなければならない課題だ。でも、クラブの監督、コーチ、そして選手全員が、毎日僕たちを励ましてくれる。このクラブに自信を持っているんだ。毎日、前向きにベストを尽くすように努める必要がある」とさらなる高みを目指している。