U-17日本代表は、カタールで開催されているU-17ワールドカップのグループステージを首位で突破した。

モロッコに2-0、ニューカレドニアには0-0、そして、9日に行われたポルトガルとのグループステージ最終節には2-1で勝利。

ポルトガル戦では前半35分に和田武士が先制ゴールを決めると、前半45分には瀬口大翔が追加点を奪う。

その後、後半26分に長南開史が一発退場になり、後半35分に失点するも、1点差を守り切った。

この結果、日本は2勝1分で首位通過。2位は2勝1敗のポルトガル。3位モロッコは、9日にニューカレドニア相手に16-0というすさまじいスコアで勝利し、決勝トーナメント行きに望みを残した。

『SAPO』によれば、ポルトガルのビーノ監督とキャプテンのラファエウ・キンタスは、試合後にこう述べていたそう。

「難しい試合になることは分かっていた。最初からそれについて話し合い、選手たちをこのミッションに向けて準備させていた。

日本はポゼッションを失った後に非常にアグレッシブに反応した。我々は前半にいくつか致命的なミスを犯してしまった。

しかし、後半は我々が完全に試合を支配し、数的優位を活かして同点に追いつくことができたかもしれなかった。

日本は18回ほどのファウルがあった(実際は15)が、イエローカードは1枚も出ず、それが我々にとって多くの困難をもたらした」

「日本の攻撃は予想していた。彼らは非常にプレッシングの強いチームだと分かっていた。

僕らがボールを支配していたにもかかわらず、相手に多くの困難を強いられた。ビルドアップでの2つのミスから2点を奪われてしまった。

後半は全く違うものになった。僕らはミスを減らし、日本を押し込んだ。非常に重要なゴールを奪ったけれど、2点目は決められなかった。それでも、よくやったと思う。これがサッカーだ」

ファウル数はポルトガルが9、日本が15だったが、提示されたカードは、ポルトガルがイエローカード1枚、日本が長南へのレッドカード1枚。ビーノ監督はチリ人主審のジャッジを批判していたという。

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