このほど、日本代表に初招集された20歳の後藤啓介。
ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)でプレーする身長191cmの大型ストライカーだ。
ジュビロ磐田では当時高校生だった17歳で最年少ゴールを記録すると、その後、ベルギーの名門アンデルレヒトに引き抜かれた。
今シーズン、STVVへレンタル移籍すると、ここまで4ゴールと活躍中。
9日のスタンダール・リエージュ戦では後半12分に決勝ゴールをマーク。味方のシュートのこぼれに反応して押し込み、チームを1-0の勝利に導いた。
『Sporza』は、後藤をマンオブザマッチに選出。「後藤は、STVVへのレンタル移籍を後悔していない。リーグ戦4ゴール目で再びSTVVにとって決定的な役割を果たした」とその活躍を讃えていた。
その後藤は、試合後のインタビューで「こぼれ球を狙って走っていたら、ラッキーな形でボールが転がってきて、後は決めるだけという感じ」だったと得点シーンを説明。
そのうえで、この得点で代表でやっていく自信はよりついたかと聞かれると、「そうですね、代表につながるゴールだと思いますし、それよりも勝てたことが重要なので…。自分は代表に行って活動してくるので、そこで得た刺激や経験を、代表ウィーク明けはシントの試合で活かしていきたいですし、チームに還元しなければいけない」と語っていた。