上田綺世と渡辺剛の日本代表コンビが所属するオランダの名門フェイエノールト。

13ゴールと得点を量産中の上田が牽引するチームは、リーグ首位に立っていた。

だが、9日のゴー・アヘッド・イーグルス戦で格下相手に1-2の敗戦。最近の公式戦4試合で3敗目となり、ついに首位から陥落した。

上田はフル出場するも得点を奪えず。渡辺は、後半44分に上田が競ったコーナーキックのこぼれ球をボレーシュートで押し込んでゴールを決めたものの、時すでに遅し。

『AD』によれば、渡辺とコンビを組むDFアネル・アフメドジッチは、試合後にこう嘆いていたそう。

「本当に失望している。僕らはデュエルに全く勝てなかった。どうしてこんなことになるのか、こんなことはあってはならない。

言い訳の余地はない。相手を軽視していたわけでもないが、取りこぼしてしまった。90%や80%しか出さないのは許されない。

(ロビン・ファンペルシー監督はハーフタイムに選手たちに語り掛けたが)彼が正確に何を言ったかは繰り返す必要はない。でも、前半の出来は今シーズン最悪だった」

フェイエノールトはキャプテンのセム・スタインが故障から復帰したものの、ミスをするなどベストコンディションではないことを露呈。

そのスタインは、とてもフラストレーションが溜まる試合だったとしつつ、心配はしていないと語っていた。

渡辺も!中央大学サッカー部出身の「最強イレブン」

ただ、同紙は「それが正当化されるかどうかは極めて疑問。最近のリーグ戦3試合で2敗は大きな後退だ」と指摘していた。

【厳選Qoly】なでしこジャパン、ニールセン体制での「進化」のカギを握る5名の選手