今月で2025年の活動を終える日本代表。
先日発表された招集メンバーには久保建英も名を連ねたが、そのことがスペインで話題になっている。
久保は9月の代表戦で足首を痛めると、10月のブラジル戦後に違和感が再発。所属するレアル・ソシエダで3試合欠場を余儀なくされ、先日復帰を果たしたばかり。
地元紙『El Diario Vasco』は、「日本は久保の足首に休養を与えず」と伝えていた。
「『FIFAウイルス』はずっと前からソシエダで蔓延しており、依然として影響を与えている。
日本代表は、久保が2か月前から苦しんでいる足首に休みを与えず、再び招集した。
久保は順調に回復しているようだが、母国で2試合を戦わなければならない。およそ22,000キロの移動、丸2日間のフライト、まったく異なる環境での練習…。
ソシエダにとって最大の懸念は、22日(土)午後6時30分から行われるオサスナ戦に向けて、久保に休息と回復のための時間がほとんどないことだ。彼がチームメイトと練習できるのはせいぜい21日だけだろう」
『FIFAウイルス』は、代表活動における選手の負傷などを意味する言葉だ。ソシエダはインターナショナルブレイク明けの22日にアウェイでのオサスナ戦が控えている。
日本代表は先日、2026年W杯用の新ユニフォームを発表したばかりで、adidasと契約する久保も広告塔のひとりに起用された。
同紙は「久保は、日本代表のスター選手というだけでなく、日本にとってシンボル的存在。実際、2026年W杯で日本代表が着用するユニフォームのプロモーション活動にも参加した選手のひとり」とも指摘していた。